フランスの医療保険・Carte Vitale申請で詰まったこと

一般的な申請の流れや必要書類については他のブログなどを参考にしてください。

私はパリでの申請でした。

 

夫婦揃っての申請でしたが、引っかかったのは妻のぶん。

 

CPAMとの何度かのやり取りの末、下記を要求する書面が。

 

「出生証明書と婚姻証明書、

その(日本語)原本に法定翻訳家による仏語訳を付したもの」

 

日本政府が一般的に発行する証明書としては、戸籍謄本写し、がその両者を兼ねる形になるのでパリ近郊でその法廷翻訳をお願いし付したものをコピーしてCPAMへ郵送するも、2ヶ月経っても返事がこない。アポスティーユはもちろんつけてあり、そこもコピーした。

 

近所のCPAMオフィスで担当者に尋ねると、

「2種類が必要と書いてあるから、日本語の書類が2通ないとダメだ」

という目が点になるしかない答え。

 

日本ではこの戸籍謄本という1つの書類がその2種類を兼ねているんだ、

といくらいってもダメ。

 

日本大使館に相談したところ、

婚姻届受理証明と戸籍抄本写し、の2種類を出してみては、

とその通りやるのも腹立たしく感じる助言を頂く。彼らは悪くない。

 

きっとあのオフィスの担当者が変な人だったのだろうから、と思い

ダメ元のつもりで、同じ翻訳付き戸籍謄本写コピーに「日本ではこれがその2種類を兼ねているんだ」と一筆書いた書面を付し、翻訳書面には丁寧に naissance などに蛍光ペンを引いたりして郵送したところ、意外にも通りました。

 

ご参考まで。